フランシス・フォード・コッポラ(1972)『ゴッド・ファーザー』の続き

ところで、ドン・コルレオーネはなぜマイケルを

選んだんでしょうね。

映画の前半では明らかにそうみえるような直接的な描写は

(ぼーっと観ている中では)見つけられませんでした。

 

「長」になった人は”身なり”がきれいで、

泥も返り血もないんですよね。

優雅に生活しているように見えるんですよね。

 

 

頭の中でこうやって思い出して考えるわけですから、

すごい映画だったんだなぁと思います。

フランシス・フォード・コッポラ(1972)『ゴッド・ファーザー』

アマゾンプライムで観ました。

 

名作と言われているものは、まず観てみる、という考えなのです私は。

 

実際に良さがわかるか、というと映画をたくさんみているわけではないから

わかりませんがね。

「名作」というのは、別の作品を知れば知るほど凄さがわかるときがありますね。

 

一方で、本当の名作とはそういうのを吹っ飛ばしても衝撃を受けることができる、

と主張する方もいますね。

 

どちらもそうだなぁって思います。

 

まぁなんにせよ自分の感情が反応すればいいと思います。

何か言っているようで何も言わないスタイル。

 

 

さて、内容についてですが早い話が感動しました。

「ファミリー」というテーマについて、

一人一人の人物がどう向き合っているか、どうとらえているか。

自分は誰(何)のために何をするのか。

本音、建て前、筋、、、、。

どの登場人物にも疑いの目を向けてしまいますね。

 

ちなみに自分はマフィアものとかヤクザものをほとんどみないので、

そういう観点ではよくわかりません。。。

 

ちんけな感想でした~。

ウタ・フリス(1991)『自閉症の謎を解き明かす』(冨田真紀・清水康夫訳) 東京書籍.

私が2019年に”今更”読んで、最も興奮した本です。

街の古本屋さんで見つけました。なので、改定前のものです。

 

なぜ、これをもっと早く読まなかったのか、と思いました。

そもそも私は本を読むことが得意なタイプではないので、

「分厚い」「文字が多い」「翻訳された本(※表現、言い回し等が身近ではない)」

という3つの要素が(読む前は)壁になっていたのですが、読み始めてみると

意外とその壁を強く感じない本でした。

細かいレビュー等は多くの方がされているので、そちらを参考にしてください。

なんとなく思うのは、ASD児にかかわる支援者は

ASD児にかかわる「前」にもASD児にかかわっている「最中」にも

何度も読むとよさそうだなぁ~ってことです。